【故事】 古代中国の殷の箕子は、主君の紂王が象牙の箸を作ったことを聞き、象牙の箸で食事をするようになれば、それまでの茶碗では満足しなくなり、玉の杯を作り、それに合わせ食事や住居も贅沢になっていき、最後には莫大な浪費になるだろうと恐れたという故事から。